香らない香気成分

アロマテラピーというと、まず芳しい香りを楽しんで・・・
と思うのが、大多数だと思うのですが

逆に、香らない(香りにくい)香気成分の活用について知ったのは
数年前の、「アロマファーマコロジー シンポジウム」 でのことです。

香りに対する好みや認知に左右されず
かつ鎮静効果などの生理作用を有する香気成分ということで

見出された香りが、針葉樹の心材に多く含まれるセドロールという
セスキテルペンアルコールの一種です。

この成分は、香気を認知できない無臭症状の人や咽頭部を摘出した人にも
副交感神経系優位に働き、鎮静効果を現すそうです。
                              …≫ 詳しくは、こちら


このセドロールを多く含む精油に、ヒノキ科のシダーウッドがあります。

今切り出したばかりの樹木を思わせる まさにウッディーな香りで 一方
甘さ、華やかさに欠けるためか、(吉岡薬局的には)人気の高い精油とは言えませんが

先日、こちらの精油をお勧めする機会がありました。
無臭症状の方のためのアロマテラピーの提案です。

もう一つ添えたのは、ローズウッドの精油です。
成分の80~90%を占める モノテルペンアルコールのリナロールは

in vitro(生体外)で、神経伝達物質に作用することが報告されていて
やはり、無臭症状の方にも有効なのではと、期待されます。


いえ、正直に告白すると
わずかにでも、香りを認知できれば・・・ と、私の思い入れが
プラスされた選択です。

どうぞ、心穏やかな日々を送る手助けになりますように (*^-^*)



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by kanpoaroma | 2008-10-09 13:54 | アロマテラピー
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