五味&五性

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              なるほど!漢方講座 【 18 】
                  五味&五性
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現代の栄養学は、食物に含まれる栄養素で分類していますが
(例えば、たんぱく質・脂質・糖質・ビタミン・・・)

でも、それぞれの食品には、栄養素だけでなく
味や性質に基づいた働き・性質があるのです。

それは、 「五味」「五性」と呼ばれるもので
食材も、漢方薬に使われる生薬と同じように分類されます。


■ 五味 : 酸、辛、甘、苦、鹹(しょっぱい) ■

このうち、「酸味」 「辛味」 「甘味」については
前回お話しいたしました。

今日は、「苦味」についてお話いたします。
  

■苦味
苦味には、モノを下に降ろす作用。清熱作用などがあります。

アンズの種(杏仁)は苦味を持ち、
肺の気が上昇して咳となるのを鎮める作用があるので
咳止め薬として用いられたり
民間薬としては、苦いビワの葉も喘息に用いられます。

体を冷やす作用がある食品としては
沖縄のゴーヤー(苦瓜)や、コーヒーなどが代表的なものですね。

関連のある五臓は、「心」
元々「心」は、夏の臓
夏に良く働き、熱に傾きやすい性質を持っています。

夏は、暑さでイライラしやすく、寝苦しく
心煩(しんはん)と呼ばれる 不眠や、身の置き所が無い焦燥感に悩まされます。

そんな時に用いられる
「三黄瀉心湯 さんおうしゃしんとう」 という漢方薬
恐ろしく苦い 清熱効果のある生薬が、三種類組み合わさったものですよ。

『良薬は口に苦し』って、こういう薬のことを言うのでしょうねぇ。。。


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by kanpoaroma | 2007-06-22 17:08 | 漢方
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