生命は何でできている?

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

             【 なるほど!漢方講座 】  

           3.生命は何でできている?

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

いよいよ 今日から3月ですね。私の大好きな季節が始まります。

前回の【心の動きと体】は、なるほど納得! と好評でした。
これからも、わかり易い内容をお届けできるよう 頑張ります (*^-^*)

さて
中に aさんの「腑に落ちるお話でした。」という感想をいただきましたが
この表現を、Q&Aのコーナーで 漢方的に考察してみました。

最後まで、よろしくお願いします♪

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


漢方では、ヒトの体を構成し、生命を支える三大要素を次のように考えます。

「気 き」 「血 けつ」 「水 すい」

これら三つのものが充分に足りて、しかも滞らずに流れているのが
健康な状態なのです。


このうち、「血」と「水」は、目に見える物質です。

「血」は、現代医学的な血液を含む栄養分。
     また肉体そのものを含む場合もあります。
「水」は、それ以外の水分、潤い成分を意味します。


それに対して、「気」は目に見えないエネルギーのことです。

例えば
目の前に体が横たわっていて それが、生体か死体かを区別するもの。
そんなイメージでしょうか。


もう少し 具体的な 「気」の働きをあげると

体表にあっては、防衛網を張り巡らして、邪気から身を守り
体内にあっては、臓腑を温め体温を維持しつつ、生理活動を促し
血の巡り・水の巡りを推進したり

その他、生命を維持する 生理機能全般を意味します。


こんな多種多様な働きを持つ「気」ですが
どこで、どのように作られるかによって、幾つかの名前があります。


その一つが、「元気」
これは、先天的な生命活動の原動力となるもので
五臓のうち、「腎」に蓄えられています。

例えば
一粒の種の中にも、その植物がどう育ち、どんな花を咲かせ
どんな実を結ぶのか、情報はすでに貯えられているわけで

ヒトの場合も、両親から受け継がれた そういう情報(エネルギー)は
「先天の気」として、腎に貯えられているのです。

そうして、腎は、ヒトの発育・成長・生殖・老化に大きく関わってきます。
ヒトの元気が満ち充ちていれば、体質は頑健で、病気にも罹りにくく
逆に、先天的に受けたものが弱ければ、虚弱体質となります。


でも ヒトは
先天的なものだけに支配されているわけではありません。
虚弱な「先天の気」 あるいは消費されてゆく「先天の気」
これを補う「後天の気」というものもあるのです。

それについては、また次回。。。



☆--------------------------------------------------------------------☆

Q&A 前回のコメントから

:「腑に落ちる」を漢方的に考察

:1回目に配信したメルマガの、五臓六腑を覚えていますか? 
  その中の六腑と言えば、「胃、胆、小腸、大腸、膀胱、三焦」
  三焦を除くと、みな ひと連なりの消化器官です。

  口から入った食物が胃に入って消化され、胆の助けを借りながら
  小腸で、体に必要なものと、そうでないものに分別され
  大腸と膀胱は、その不要物を、大・小便にして排泄します。

  腑の不調というのは、主に栄養物が下降しないで、詰まったり
  逆流することによって 起こります。
  嘔吐、ゲップ、便秘 など。。。

  口に入ったモノが、喉につかえず、ストンと胃に落ちる
  スムーズに消化されてゆく。
  「腑に落ちる」とは、そんなイメージでしょうか?


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

最後まで読んでいただいて、ありがとうございます。

★次回は
先天の気を補う 「後天の気」の お話しです。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━



人気ブログランキング に登録しています。
応援クリック よろしく (^-^)/

広島ブログ ←コチラにも参加しています。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
★「なるほど!漢方講座」 定期購読のお申し込みは、こちらからお願いします★
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
[PR]
by kanpoaroma | 2007-03-01 15:50 | 漢方
<< ミント歯磨き&アロマ石鹸 ばら祭り 認定グッズ >>