夏の漢方薬

昨日は、漢方研究会でした。
内容は、夏向きの漢方薬についての話がメインでした。

漢方では、健康を支える3本柱を
「気 き」 「血 けつ」 「水 すい」と考えます。
「気」は、目に見えないエネルギー
「血」は、血液
「水」は、体の水分、潤い
この三つが充実し、滞らずに循環して、健康を保つことができるのです。

一方、夏の暑さのもとで、活動していると、ダラダラと汗をかいてしまいますが
この汗というのは、「気」と「水」とで できているのです。

夏に不足しがちな「気」と「水」を補ってくれるのが
「清暑益気湯 せいしょえっきとう」という漢方薬です。
暑気あたり、暑さによる食欲不振、下痢、倦怠感に有効です。

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右に見える9種類の生薬が
清暑益気湯の構成生薬です。


奥から
陳皮 ちんぴ(ミカンの皮)
黄柏 おうばく
甘草 かんぞう
五味子 ごみし
黄耆 おうぎ
当帰 とうき(アンジェリカルート)
白朮 びゃくじゅつ(おけら)
麦門冬 ばくもんどう(ジャノヒゲ)
人参 にんじん(俗に言う朝鮮にんじん)


最近では、夏といっても
冷たい飲食物の摂り過ぎや、冷房のかかり過ぎで、冷えの問題も大きくなっていますが
そんな中では、この「清暑益気湯」 伝統的な夏の漢方薬と言えるでしょう。
酸っぱくて、苦くて、ちょっぴり甘い 夏バテに効く味なのですよ。


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by kanpoaroma | 2006-08-28 11:19 | 漢方
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