今回のツアーは、敢えて ラベンダー畑の最盛期をずらしたものでした。
「おかむらさき」の最盛期には、恐ろしいほどの混みようで 1キロ進むのに1時間! といった事態にも陥るそうです。 それでも、早咲きの「濃紫3号」は、美しく畑を彩っていましたし、 開花時期はもう少し先になる「おかむらさき」や「はなもいわ」の硬い蕾も 確かに香りを放ち、清々しいエネルギーを感じさせるものでした。 そんな「倖の畑 さいわいのはたけ」を上って行くと、横に黒い石碑が立っています。 去年、天皇皇后両陛下を案内された時に、皇后陛下が立ち尽くし ラベンダー畑を眺めながら、動くことの無かった場所だそうです。 倖の畑を上りきると、さらに高い場所に 会長さんが最初にラベンダーを栽培を始めた 「トラディショナル ラベンダー畑」が色づき初めていました。 合成香料の普及でラベンダー栽培が立ち行かなくなった30年前 会長自身も、止む無くラベンダー栽培をあきらめ ブルドーザーを乗り入れて、この畑を潰そうとしたそうです。 その時、もの凄い悲鳴が聞こえました。 それはラベンダーの上げた悲鳴 それ以上 ブルドーザーを進めることができなかったそうです。 ラベンダーの悲鳴を聞きし ブルドーザー 動けずなりて 丘は生き継ぐ その頃 国鉄のカレンダーで ファーム富田のラベンダー畑が全国に紹介され カメラマンや旅行者が訪れ始めるようになり、現在のファーム富田があります。 1990年 フランスでのラベンダーフェアのオイル品評会では 「おかむらさき」のエッセンシャルオイルが第1位を獲得いたしました。 ・・・・・つづく ドライフラワー製作中 人気ブログランキング に登録しています。 この日は、あいにくの曇り空で綺麗な畑の写真は撮れませんでした。 どうぞこのファーム富田さんのHPから、お花畑の写真をご覧ください(*^-^*)
by kanpoaroma
| 2006-07-12 12:48
| ラベンダーツアー
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